この日のために、沢山の努力と汗と涙を流して必死にお稽古してきた剣士たち。
小学生団体戦1チームと、小・中学生個人戦に9人が出場しました。

午前中は、団体戦が行われました。
昨年、初の全国大会出場という先輩が切り拓いてくれた道を絶対に途絶えさせるわけにはいきません。
今年度は、(先)藤本舷斗(次)川嵜亮太(中)椹木皓正(副)堀井俊聡(大)阪上塔慈
全員が6年生という布陣。昨年からの経験者が3人残っているものの、
敗けるわけにはいかないプレッシャーを嫌というほど感じながら、全力で挑みました。

初の三位入賞を果たし、昨年に引き続き7月に行われる全国大会への出場を獲得しました。
おめでとうございます!

午後からは、個人戦が行われ志津剣士は大健闘!!

小学生3・4年の部で渡邉奏亜が三位に入賞しました。
決勝進出をかけた一戦では、延長の結果惜しくも敗退しましたが、渡邉さんの普段の練習の取り組み方
試合に対しての姿勢や強い気持ちは、いつも感心させられます。
今回の試合も剣士全員が彼女から多くを学んだと思います。
おめでとうございます!!

また、6年生藤田鈴が強豪剣士を突破してのベスト16、渡邉悠世が中1ながらベスト8と大健闘し、
期待の膨らむ滑り出しとなりました。
今回惜しくも敗退した剣士たちも、皆厳しいお稽古に食らいつき乗り切ってきた努力家ばかり。
いつかその頑張りが結果に繋がると信じています。

今回の大会ほど、たくさんの思いが湧き出る瞬間はなかったように思います。

先生方は、お仕事を終えてお稽古に向き合って下さり、明日も早くからお勤めにもかかわらず
稽古後遅くまで自主練にご指導くださいました。
先輩剣士たちも、自らも自主練に参加し時には見守り、もうひと踏ん張りと最後まで声掛けをしてくれました。
また保護者も、静かに見守りました。
剣士たちは、自分たちの力だけで結果を残せたのではない、と全員が感じているはずです。

関わって頂いた回りの方々に感謝する…武道は素晴らしいと改めて思います。

これから、全日本少年少女武道錬成大会と、全国道場少年剣道大会へむけたお稽古へさらにギアチェンジしていきます。
出場することで満足せず、一つでも多く勝ち進むことができるように。

当日、お忙しいなか審判・監督・引率してくださった先生方
お世話してくださった育成会の皆さま、本当にありがとうございました。