昭和29年9月に現在の草津剣道連盟が発足され、平成26年で創立60年を迎えました。
草津剣道連盟役員よりのご挨拶です。

kiyama 草津剣道連盟創立60周年記念会の開催にあたり、発足当時から連盟に携わってきた私には感無量の気持ちであります。
 かえりみますれば、過去60年の間、御指導・御教導下さりました諸先生をはじめOB(OG)並びに育成会の皆様に心より厚く御礼申し上げます。
 当連盟が連綿としてきた「人づくりと伝統」を次の世代へ伝承するのが、私の宿命であると思い、今まで頑張って参りました。
 「友情」を第一義とされ、今以上に当連盟の発展を願い、あいさつとさせて頂きます。

草津剣道連盟 会長 木山 泰

kusumoto2 50有余年前に故郷の鹿児島から滋賀へ移り住んだ私が、良き先輩や良き仲間に出会えたのは、剣道のお陰であると思っております。
 剣道の腕前は、上達できなかったものの、剣道の理念である「人間形成」の教えを胸に刻みながら、青少年に伝えたことが、今思えば私自身の成長に繋がったと考えます。
 竹は風になびきながらも節があるからこそ、撓りながらも力強く成長し、太陽の光を浴びるのです、草津剣道連盟も創立60周年の節目を大切にして、より一層の「栄光」と「発展」をお祈りし、あいさつにかえさせて頂きます。 

草津剣道連盟 相談役 楠元 巌

ayada 光陰矢のごとし。

 ご縁を頂いてから35年、草津剣道連盟には多くの先生方、会員の方々に支えて頂き、我人生にとっては思い深いものとなり感謝の毎日です。
 今後もこの急激なメディア情報社会の中、青少年育成に於いてはより一掃の精神的育成をも先生方のご尽力を賜わる事を切にお願いする次第です。

草津剣道連盟 副会長 綾田 利志一

mabuchi 60年という記念すべき年を迎えることができました。

 これも多くの先人及び先輩の努力と熱意の賜物と感謝を申し上げます。草津剣道連盟の歴史は、尚武館少年剣道の普及・発展とともに歩んできたように思います。これまでも各地域の指導者の少年育成に対する情熱は変わらず、現在も脈々と受継がされております。
 今後も、この素晴らしい連盟を皆さんとともに、歩んでいきたいと思います。

草津剣道連盟 副会長 馬渕 喜数

murakami 私自身も、昭和56年より草津剣道連盟に入会させていただき30余年を歩むことができたのも、皆様のご指導・ご協力のお陰だと感謝申し上げます。
 入会当初の指導されていた先生方は、礼儀に厳しく、常に基本を大切にし、目先の勝利に拘らず「生涯剣道」となるよう心がけておられ、「これが指導というものだ」と感服しました。回を重ねるごとに、成長していく子供たちには褒め、時には今にも溺れかけそうな子供を励まして、剣道を続けてもらう。また、横着する子には真剣にしかる。このように、子供たちと正面から向かい合って、草津の伝統を引き継げるよう心掛けています。
 一般の会員の方々に於きましても、おきざりにされがちな「基本稽古」に多くの時間を取り、真剣に稽古に励んでいただいております。
 ここ数年間の間に、全国審査の六段・七段合格者を多く輩出できたのもその努力の賜物であると確信しております。当連盟は、木山泰会長を中心に纏まり、伝統である「基本」を伝承し、益々繁栄するよう努力してまいりますので、今後とも皆様のご指導・ご協力をいただきますようお願いいたします。

草津剣道連盟 理事長 村上 嘉寛