5月11日(土)に草津市総合体育館にて第45回滋賀県道場少年剣道大会が開催されました。大会運営では草津尚武館さんを中心に第2ブロックが担当し、たくさんの先生方、育成会の皆様にお世話になりました。ありがとうございました。

志津尚武館からは小学生4名と中学生7名が、団体戦と個人戦に出場しました。

この大会は、7月に日本武道館で開催される全国大会に向けた予選でもあります。どのチームも全国大会出場を目指して全力で挑みます。

緊張・興奮・高揚感…公式戦独特の張り詰めた空気が会場に満ちる中、一斉に試合が始まります。

団体戦の結果は、小学生は1回戦敗退。中学生は2回戦代表戦の末、惜しくも敗退しました。個人戦では中学生女子が善戦し、ベスト8まで進むことができました。

 

団体戦で負けた後、面を外して現れた小学生剣士達の表情…顔を真っ赤にする子、天を仰ぐ子、涙をこらえる子。悔しくて悔しくて、どうしようもなく無念で、しかし負けた結果は受け入れるしかない。剣士達はしばらく無言のままでした。

昼からの個人戦を前に、小学生剣士達は円陣を組んでいました。普段そのような習慣はないのですが、彼らは何を思い集まっていたのでしょう。

今大会は小学生・中学生にとって、とても悔しい結果になりました。どんなに稽古を重ねても、思うような結果が出ない時もあります。あきらめずに全ての経験を成長の糧とし、ひたすら稽古に取り組む。その積み重ねの中で、勝ち抜く強さが育まれるのだと思います。負けた悔しい思いは、次の一本を取るための力に変えましょう。

さぁ、前を向いて進もう。