7月28日(木)に第56回全国道場少年剣道大会が日本武道館で開催されました‼️
5月7日の第43回滋賀県道場少年剣道大会でベスト8に入った志津尚武館の6年生チーム、先鋒合田翔哉くん、中堅藤本颯介くん、大将椹木隼人くんの3名が出場しました。
日本武道館を目の前にし、ここへ来る為に試合当日の朝まで体調に気を遣いながら、稽古に励んできた日々。3人揃って無事に武道館へ来られただけでも込み上げてくるものがありました。それも、道場の指導者の先生方をはじめ、仲間の剣士達、育成会の方々、家族や周りの人達からの沢山のご支援、ご協力があっての事だと改めて感じました。本当にありがとうございます。
でも、来られただけでと感傷に浸っていてはいけません‼︎ この日本武道館での全国大会という晴れの舞台で、剣士達の目標の、1つでも多く勝ち進むこと。暑い日も寒い日も、苦しい稽古も仲間と共に乗り越えてきた6年間の剣道の集大成を、今持っている自分の力を出し切ること。その為に来たのです‼︎
監督の先生が、小学生の時に武道館での全国大会へ出られた時と同じように、近くの靖国神社でアップをさせていただいてから、試合へ望みます。
緊張の中、第1試合が始まりました。
先鋒、チームの切込隊長として果敢に攻め、旗も上がる鋭い一本もありましたが、結果は引き分け。
中堅、先に一本を取ったのですが、その後立て続けに2本取られてしまい負け。
この時点で、大将が2本を取って勝たなければ、チームの勝ちはありません。
大将の剣士も物凄いプレッシャーだったと思います。しかし、その中でもきっちり2本を取り、チームに勝利をもたらせてくれました‼︎
1試合目が終わった時点で、母達は号泣&放心状態。観客席へ戻ってきた剣士達の笑顔を見て、さらに涙が込み上げてきました。
第2試合。先鋒が気迫のこもった戦いで一本勝ち。
中堅は一本取らないとと焦る気持ちが空回ってしまい一本負け。
1試合目同様、またしても大将が勝たなければ勝ち進む事のできない絶体絶命のスコアです‼︎
しかし、大将なら大丈夫‼︎きっと勝ってくれる‼︎とみんなが見守る中、またしても大きなプレッシャーを跳ね除け、鮮やかな2本勝ち‼︎
第3試合。ここまで来ると、それぞれの都道府県大会を勝ち抜き、トーナメントも勝ち上がってきた強豪チームばかりです。
3人も最後まで諦めず、果敢に攻めましたが、ここで敗退。
試合が終わり、観覧席へ戻ってきた時の3人の笑顔。3人制という厳しい戦いの中、それぞれの力を出し切り、仲間と信じ合い戦い抜いたからこその清々しい笑顔です。3人で励まし合い、チームの為に一本を狙いにいく‼︎誰かが取られても絶対に取り返す‼︎3人の熱い想いがひとつになり、仲間を思いやる本当に素晴らしいチームだと改めて感じました。この3人だからこそここまで来れたのだと思います‼︎本当に本当によく頑張ったね‼︎
そして、3人をいつも側で温かく励まし、ご指導して下さった監督の先生をはじめ道場の先生方、一緒に稽古に励んだ志津の仲間達、支えて下さった育成会の方々、温かいご支援、ご声援をいただきました山田道場さん、草津尚武館さんの皆様、そして家族のお陰で、この素晴らしい経験を剣士達も親達もさせていただけた事に感謝の気持ちでいっぱいです‼︎本当にありがとうございました。
剣道を始めて、小学校6年間での1番大きな目標である武道館での全国大会は終わりましたが、3月までまだまだ試合はたくさんあります‼︎6年生の最後の3月にもみんなが今日のような笑顔でいられるように、ここで得た事を活かしてこれからも剣道を楽しんでいってもらいたいです。
頑張ってきたご褒美に東京タワーとスカイツリーへの観光も楽しみました(^^)
全国大会出場を記念して、カッコいい竹刀袋をチームお揃いで作りました(^^)