12月、雪の舞い散る湖東体育館で、少年剣道国体強化合同稽古会が開催されました。
体育館は、底まで冷え込みとても寒い日だったのにも関わらず、沢山の小学生剣士が集ったのは
先月行われた全日本剣道選手権大会において、準優勝を飾られた内村良一選手の特別稽古を受けんがためです。

内村選手のお話は、感謝の気持ちをもち日々大切に過ごしておられるのがストレートに伝わり、剣道だけでなく
人生において大切なことを剣士たちに分かり易く伝えてくださるものでした。
また、「敗けたからこそ得られたもの・伝えられること」。
もちろん勝つことにこだわりますが、この経験をされたからこその言葉にはとても重みがありました。
数々の素晴らしい功績は、人柄のなせる業でもあるのだなあと感銘を受けました。
その内村選手と、東レ剣道部の嘉数選手、樫原選手による稽古会は全員が真剣に取り組み
剣士たちはとても得るものが大きい一日を過ごすことが出来ました。
稽古会の締めは、志津を代表して副主将・渡邉くんが3人の先生方にかかり稽古を挑みました。

「めちゃくちゃ緊張した…！！」とは渡邉くんの弁ですが、日本一の剣士に持てる力全てをぶつけた
貴重な経験は、きっと心に残っていくでしょう。
頂いた色紙にも記してある内村選手の座右の銘『一生懸命』は、志津剣士にも特別な言葉となったと思います。

内村選手、嘉数選手、樫原選手、ありがとうございました。
また当日引率して下さった先生方、育成会の皆さまありがとうございました。