この日を迎えることをどれだけ夢見てきたでしょうか…
第53回全国道場少年剣道大会がいよいよ開幕です。
全国から、各県の予選を勝ち抜いてきた560チームがここ日本武道館に集結しました。
特に、6年生剣士にとっては憧れの夢の舞台です。
5月の滋賀県予選を突破し初の出場をもぎ取って以来、
並々ならぬ思いを胸に今日この日まで厳しい稽古に励んできました。
志津の目標である基本を大切に、そして大舞台でも自分の実力が最大に発揮できるように「克己」の言葉を忘れず
(先)椹木皓正 (次)藤本舷斗 (中)佐々木大翔 (副)阪上塔慈 (大)渡邉悠世
この5人で、いざ決戦へ!!
大きな太鼓の厳かな開会合図ののち、日本武道館の照明が灯ると開場全体からどよめきと大歓声が。
保護者全員、全身が粟立つほどの興奮を覚えました。
さあいよいよ始まります!!
何と楠元先生、奥村先生が22日に引き続き応援に駆けつけてくださいました。
お忙しいなか、本当にありがとうございます!!
剣士たちも本当に心強く思ったことでしょう。
異常な緊張感から、試合開始前から目を潤ませる保護者もいるなか志津剣士たちは大健闘!!
青森県代表のチームから、初の勝利を手にしました!
念願の一勝を挙げ、勢いこのまま二回戦へ!
二回戦は強豪ひしめく九州から福岡代表のチームと対戦。
結果は残念ながら敗退でしたが、6年生剣士ふたりが意地を見せてくれ5年生剣士たちは
大きな財産を受け取ったようです。
たとえ強豪相手でも、「稽古は試合、試合は稽古」という先生方からの教えを胸に
ひたむきに勝利のため、チームのため戦った剣士たち。
これほど大きな大会に出場出来たことに満足せず、
勝ちたかったと悔しがる剣士を見てこの子たちは何とすごいんだろう。
剣道というものは子どもたちをこれほどに成長させてくれるのかと
胸がいっぱいになりました。
保護者にとっては5人のおかげで、生涯忘れることのできない景色を見せてもらい
感動というひとことで表せない素晴らしい経験をさせて頂く事が出来ました。
5人にとっても、この先の人生において一生の宝物となる経験が出来たと思います。
これも、いつも熱心にご指導くださっている志津尚武館の先生方、
ともに稽古に励み支えあい、悔いなく戦ってこいと送り出してくれた志津剣士の仲間たち、
OB・OGの皆さま、日ごろよりご協力頂いている育成会の皆さん、
関わってくださった皆さまのおかげです。
本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
まだまだこの先試合が控えていますが、ひと回り成長してくれた剣士たちの戦いぶりがとても楽しみです。
さあ、前進だ!